モノづくり・モノ語り

オンダパーツのモノづくりを支えるパートナー企業や加工事例、私たちが考える少し先の未来についてご紹介します。

Story 05

品質と提案力で地域No.1をめざす

株式会社はまだや/常務取締役 北島由朗様

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岐阜県揖斐郡池田町に生産拠点を置く「はまだや」様は、段ボールシート(原紙)から、さまざまな形状の箱に加工するボックスメーカー。オンダパーツの包装資材を多く担っていただいています。

顧客のニーズに合わせたオリジナル製品を提案。
「当社の強みは、お客様のニーズに合わせたオリジナルな製品をご提案できるところ。分業での生産が一般的なボックス業界にあって、当社は一貫生産することにより、品質はもちろん、納期やコスト面などご要望に柔軟にお応えできるのも特長です」。そう話すのは同社常務取締役の北島由朗さん。
ひと口に段ボール箱といっても、ただ紙を貼り合わせるだけのものではありません。段ボールの表面に印刷を施したり、組み立て用の折り目をつけたりもするのです。たとえば、オンダパーツがホームセンター様向けにご提供している陳列棚用の組み立て式段ボールケース。「陳列棚にぴったりと収まるサイズ、商品や配置に合わせてアレンジできる可動式の仕切り、お客様がオンダ製品を探しやすい表面のブランドロゴなど、オンダパーツさんのご要望を元にさまざまなアイデアを盛り込みました。版を工夫して、どの面にも最低1箇所は“ONDA”の文字が切れ目なく表示されるようにしているのもこだわりなんですよ」と北島常務は胸を張ります。


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菓子箱から段ボールへ。地域と共に歩んだ歴史。
はまだや様は、北島常務の祖父が1924年に岐阜県大垣市に創業。古くから城下町として栄えた大垣市は菓子処としても知られ、はまだや様はその繁栄に呼応する形で主に贈答用の化粧箱を製造していたといいます。段ボール製造事業へ参入したのは1960年。以来、時代の変化や顧客ニーズにしっかりと応える体制を整えながら、事業を発展させてきました。「段ボールはかさばるため、輸送コストの関係から地域調達の傾向があります。この地域は優良企業が多いため、当社はまさにお客様に育てていただいたといっても過言ではありません」と北島常務。

ますますひろがる段ボールの用途と可能性。
段ボールのメリットは軽くて強く、しかもリサイクル性に優れていること。そんな特性を生かし、最近ではさまざまな製品が段ボールで作られています。「“包む”“まもる”という従来の役割に、新たに“伝える”“エコ”などの付加価値を持たせているのが特徴です。店頭用の什器、使用後にダストボックスとして再利用できる段ボール箱、簡易トイレ、遊具はその一例。当社も、本業である産業用包装資材を主軸にしながら、多彩なアプローチで段ボール製品の良さや可能性を提案していきたいです」。

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品質と提案力でナンバーワンをめざす-----。今回のインタビューで、はまだや様が私たちと同じ志を抱き、同じモノづくりの未来を見ていることを再認識することができました。これからもオンダパーツは持続可能な仕組みで、地域のモノづくりを盛り上げていきたいと考えています。

Company Info.

会社紹介

株式会社はまだや
岐阜県揖斐郡池田町上田765-1
http://hmdy.jp/

株式会社はまだや

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